残瀝(読み)ざんれき

精選版 日本国語大辞典 「残瀝」の意味・読み・例文・類語

ざん‐れき【残瀝】

〘名〙 残りのしずく。わずかに落ち残っている水などの液体。残滴。余滴。余瀝。〔欧陽脩‐憎蒼蠅賦〕

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普及版 字通 「残瀝」の読み・字形・画数・意味

【残瀝】ざんれき

残りのしずく。宋・欧陽脩〔蒼蠅を憎むの賦〕爾(なんぢ)の形は至眇にして、爾の欲は盈(み)ち易し。杯盂の殘瀝、砧几(ちんき)の餘腥(よせい)、希(こひねが)ふは杪忽にして、ぐれば則ち(た)へし。

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