武藤虎峰(読み)むとう こほう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武藤虎峰」の解説

武藤虎峰 むとう-こほう

1810-1865 江戸時代後期の儒者
文化7年生まれ。武藤東里の孫。豊後(ぶんご)(大分県)臼杵(うすき)藩儒藩命稲葉大壑(だいがく)とともに江戸に遊学儒学東条一堂に,国学村田春野にまなんだ。天保(てんぽう)13年(1842)藩校学古館の創立にともない教授,のち学頭。慶応元年7月30日死去。56歳。名は吉祥。字(あざな)は子熊。通称は祝。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android