武力の行使(読み)ぶりょくのこうし(英語表記)use of force

翻訳|use of force

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「武力の行使」の意味・わかりやすい解説

武力の行使
ぶりょくのこうし
use of force

他国領土軍隊を砲撃したり他国の港湾を封鎖するなど,国際関係において武力に訴えること。国連憲章下においては戦争だけでなく,国連の目的と両立しない一切の武力の行使が禁止され,さらに武力による威嚇 threat of forceすなわち武力の行使をほのめかして自己要求を実現することなども一般に禁止される。武力の行使,武力による威嚇の語は日本国憲法 (9条) や,各国間の友好条約などに継受されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android