…室町時代の正徹の家集。正徹自身の手で,ある程度まとめられ,没後それをもとに弟子の正広が編纂したと推定される15巻本(日次(ひなみ)系,1万1236首,1473年(文明5)の一条兼良の序文を付す)と,さらにそれを編みなおした類題系のものとがある。五山禅僧風の漢詩趣味,正徹の尊重した定家風と,歌風は多様だが清新。…
※「正広」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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