正定院(読み)しようじよういん

日本歴史地名大系 「正定院」の解説

正定院
しようじよういん

[現在地名]右京区嵯峨朝日町

宝寿ほうじゆ院の東にあり、浄土宗。本尊歯仏阿弥陀如来。

天文年間(一五三二―五五)称念上人を開基とし、下嵯峨しもさが村在住の材木商福田・大八木の両家が建立

寺内には安政三年(一八五六)から六年まで嵯峨・梅津うめづかつら三ヵ所材木屋の惣年寄を務め、士分待遇も受けた福田理兵衛の墓がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android