横山宿(読み)よこやましゆく

日本歴史地名大系 「横山宿」の解説

横山宿
よこやましゆく

[現在地名]八王子市横山町

八王子横山十五はちおうじよこやまじゆうご宿を構成する宿の一つで、十五宿の中心をなす本宿。十五宿の総称として横山宿・横山町が用いられる場合もある。宿の中央を東西甲州道中が通る。江戸に近い東側のしん町境から西へ四日場・十四日場・廿四日場という小名が続くが、この三ヵ所で月三回、四のつく日に市が立った。宿内を南北に通る道は小田原から武蔵川越に向かう古道であったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android