楠本正徹(読み)くすもと まさゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠本正徹」の解説

楠本正徹 くすもと-まさゆき

1875-1897 明治時代の国家主義者。
明治8年生まれ。楠本端山(たんざん)・碩水(せきすい)の甥(おい)。杉浦重剛(じゅうごう)の称好塾にまなぶ。明治29年内田良平とウラジオストクにわたり,ロシアの極東情勢を調査。単身,間島(かんとう)にはいり,ロシア・清(しん)(中国)・朝鮮の国境地帯を日本人として初めて実地踏査した。明治30年2月2日死去。23歳。長崎県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android