椒・薑(読み)はじかみ

精選版 日本国語大辞典 「椒・薑」の意味・読み・例文・類語

はじかみ【椒・薑】

〘名〙
古事記(712)中・歌謡「みつみつし 久米の子等が 垣下(かきもと)に 植ゑし波士加美(ハジカミ) 口ひひく われは忘れじ 撃ちてし止まむ」
② (薑) 植物「しょうが(生薑)」の古名。《季・秋》 〔観智院本名義抄(1241)〕
[補注]元来はサンショウの開裂した実の意と思われ、初めはサンショウの名であったが、味が辛いところからショウガもさすようになった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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