植松八幡宮(読み)うえまつはちまんぐう

日本歴史地名大系 「植松八幡宮」の解説

植松八幡宮
うえまつはちまんぐう

[現在地名]防府市大字植松 御手洗

佐波さば川の左岸川縁に鎮座する。祭神仲哀天皇・応神天皇・神功皇后で、三女神を配祀する。旧村社。

社伝によると寛喜三年(一二三一)近くの下河内しもごうち宇佐うさ八幡宮(現大分県宇佐市)勧請。大永年間(一五二一―二八)佐波川の岸に遷座すれば、危難を助け蝮の難を除く旨の告げが村人にあり、大内義興の助力によって遷座したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報