危難(読み)きなん

精選版 日本国語大辞典 「危難」の意味・読み・例文・類語

き‐なん【危難】

〘名〙 生命にかかわるようなあぶないこと。わざわい。難儀災難
※貞享版沙石集(1283)二「病苦をたすけ危難をのぞき」

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デジタル大辞泉 「危難」の意味・読み・例文・類語

き‐なん【危難】

生命にかかわるような災難。
[類語]危険危機危殆きたい危地虎口ここうピンチ物騒剣呑けんのん危ない苦境窮地窮境窮状難局羽目災い不穏際どいやばいきな臭い呉越同舟一触即発風前のともしび薄氷をふむ風雲急を告げる災害災難被害禍害惨害惨禍災禍被災天変地異天災人災地変風害風水害冷害霜害雪害干害渇水旱魃水涸れ病虫害虫害煙害公害薬害災厄凶事禍根舌禍筆禍試練国難水難水禍海難受難遭難罹災貧乏くじ馬鹿を見る弱り目にたたり目泣き面に蜂

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普及版 字通 「危難」の読み・字形・画数・意味

【危難】きなん

危ういめにあう。〔戦国策、趙一〕信に背いて、にしてすべからざるの事を爲す。其の勢ひ見るべきなり。

字通「危」の項目を見る

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