梨木香歩(読み)なしき かほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梨木香歩」の解説

梨木香歩 なしき-かほ

1959- 平成時代の児童文学者,小説家。
昭和34年生まれ。学生時代イギリスに留学し,児童文学者のベティ・モーガン・ボーエン師事。平成7年「西の魔女が死んだ」で新美南吉児童文学賞,小学館文学賞などを受賞。同年「裏庭」で第1回児童文学ファンタジー大賞。18年「沼地のある森を抜けて」で紫式部文学賞。23年「渡りの足跡」で読売文学賞随筆・紀行賞。鹿児島県出身。同志社大卒。著作はほかに「からくりからくさ」「春になったら莓を摘みに」「水辺にて on the water/off the water」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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