桑名刃物(読み)くわなはもの

事典 日本の地域ブランド・名産品 「桑名刃物」の解説

桑名刃物[金工]
くわなはもの

東海地方三重県の地域ブランド。
桑名市で製作されている。刀鍛冶から始まった。明治時代の廃刀令以降は、刀鍛冶の技法が日常用の刃物製造にいかされるようになった。特に、菜切包丁播州越前のものよりはやくからつくられたという。三重県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

サルノコシカケ

サルノコシカケ科やその近縁のキノコの総称。日本では4科約40属300種が知られ,ブナ林に日本特産種が多い。樹木の幹につき,半円形,木質で厚く堅く,上面には同心円紋があるものが多い。下面には無数の穴があ...

サルノコシカケの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android