桂文枝(2代)(読み)かつら ぶんし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂文枝(2代)」の解説

桂文枝(2代) かつら-ぶんし

1844-1916 明治時代の落語家
弘化(こうか)元年生まれ。3代立川三玉斎の門下となり,明治5年初代文枝の門にうつり,文三(ぶんざ)を名のる。14年2代文枝を襲名。のち桂小文枝に3代目をゆずり,名も文左衛門とあらためた。明治の上方落語を代表し,「市助酒」などを得意とした。大正5年5月16日死去。73歳。紀伊(きい)粉川(和歌山県)出身本名は渡辺儀助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android