栗越村(読み)くりのこえむら

日本歴史地名大系 「栗越村」の解説

栗越村
くりのこえむら

[現在地名]江迎町栗越免くりこしめん

江迎村(長坂村)北東部にあり、北東に石森いしもり山がある。江戸時代は江迎村のうちで、正保国絵図に栗越村とあり、高一四八石余。慶安二年(一六四九)の肥前国道法帳では栗越村内に一里山があるという。明暦二年(一六五六)の田方帳抜書では江迎長坂えむかえながさか村内に栗越免と記される。元禄一二年(一六九九)の平戸領分郷村帳では江迎村枝村として村名がみえ、高一四八石余でクリノコエの訓を付す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android