北松浦郡(読み)きたまつうらぐん

日本歴史地名大系 「北松浦郡」の解説

北松浦郡
きたまつうらぐん

面積:三三六・三七平方キロ
世知原せちばる町・吉井よしい町・佐々さざ町・小佐々こざさ町・鹿町しかまち町・江迎えむかえ町・田平たびら町・鷹島たかしま町・福島ふくしま町・大島おおしま村・生月いきつき町・宇久うく町・小値賀おぢか

明治一一年(一八七八)の郡区町村編制法の施行に伴い、松浦まつら郡が東西南北に四分割されて成立(→松浦郡北松浦半島およびその周辺の平戸島・福島・鷹島・大島・生月島・宇久島・小値賀島からなり、旧壱岐国を除いた江戸時代の平戸藩領を郡域とする。北松浦郡役所は平戸村に置かれ、平戸町と平戸村を含む五〇ヵ村を管轄した。当時の戸数二万八千二七四・人口一二万三千八二四であった(地方沿革略譜)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報