栗島村(読み)くりしまむら

日本歴史地名大系 「栗島村」の解説

栗島村
くりしまむら

[現在地名]掛川市上西之谷かみにしのや

川原田かわらだ村の北東にある村。文禄二年検地高目録に「くり嶋」とみえ、高二〇石。元和五年(一六一九)以降は掛川藩領。正保郷帳では田方一一石余・畑方三石余。文政一二年(一八二九)の御高等書留によると高一六石余(うち新田一石余)、毛付高一四石余の納辻米二六俵余・大豆三俵余、御用筒一・猟師鉄砲二・威鉄砲一があり、家数一五は本家、人数八八。

栗島村
くりしまむら

[現在地名]下館市栗島

五所長沼ごしよながぬま街道沿いにあり、北は灰塚はいつか村。文明一〇年(一四七八)水谷勝氏が下館に築城後、同氏の支配地となる。江戸初期に下館藩領となり、元和九年(一六二三)の水野谷様御代下館領村々石高并名主名前控(中村家文書)村高三二三・九四八石とあり、寛永一六年(一六三九)の下館領五万石村々石高牒(田宮家文書)では、村高がやや増える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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