同氏(読み)ドウシ

デジタル大辞泉 「同氏」の意味・読み・例文・類語

どう‐し【同氏】

すでに名が話題にあがった、その人。
同じ名字みょうじ氏族同姓
[類語]同君両氏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「同氏」の意味・読み・例文・類語

どう‐し【同氏】

〘名〙
① 同じ氏(うじ)
史記抄(1477)一五「趙は秦と同氏ぞ。秦と云も根本趙氏ぞ」
② 前に述べたその人。氏名の繰返しを避ける時に用いる。
朝日新聞‐明治一九年(1886)一一月一三日「巖谷内閣書記官 同氏(ドウシ)は昨日午後堺より当地に復り再び〈略〉投宿せられたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android