デジタル大辞泉 「栄耀」の意味・読み・例文・類語 え‐よう〔‐エウ〕【▽栄×耀】 「えいよう(栄耀)」の音変化。「禅宗坊主だって、是よりは口に―をさせて居るだろう」〈漱石・坊っちゃん〉 えい‐よう〔‐エウ〕【栄×耀】 1 大いに栄えて、はぶりのよいこと。えよう。「栄耀におごる」「栄耀を図る」2 ぜいたくをすること。えよう。「栄耀の限りを尽くす」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「栄耀」の意味・読み・例文・類語 え‐よう ‥エウ【栄耀】 〘名〙 (「えいよう」の変化した語)① 栄えて世にときめくこと。晴れがましく結構なこと。※義経記(室町中か)八「この間の狩をばゑようの狩と思し召すや」※集義和書(1676頃)一六「生れながら栄耀(エヨウ)にて、民の艱苦をしらざる人は」② (形動) (━する) 栄華に乗じて増長すること。ぜいたくなこと。また、気まま勝手なさま。※仮名草子・竹斎(1621‐23)下「ゑようの振舞ひつかまつり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「栄耀」の読み・字形・画数・意味 【栄耀】えいよう(えう) 栄華。魏・曹植〔雑詩、六首、四〕時俗、朱顏を(うと)んず 誰(た)が爲にか齒を發(ひら)かん 俛仰して(とし)將(まさ)にれんとす 榮久しくは恃みし字通「栄」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報