柴崎神社(読み)しばさきじんじや

日本歴史地名大系 「柴崎神社」の解説

柴崎神社
しばさきじんじや

[現在地名]我孫子市柴崎

柴崎の中央部、丘陵上に鎮座。古くは妙見社と称した。旧村社。祭神は天御中主神で、相殿は素盞嗚尊・稲蒼魂尊、別に日本武尊・金山彦命・大山咋命を合祀する。創建未詳であるが、承平―天慶(九三一―九四七)の頃平将門の祈願所として柴埼左馬督が社殿を修築したが、将門の乱により社運が衰えたという。のち相馬一門の守護神として崇敬されたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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