柳原良平(読み)ヤナギハラリョウヘイ

デジタル大辞泉 「柳原良平」の意味・読み・例文・類語

やなぎはら‐りょうへい〔‐リヤウヘイ〕【柳原良平】

[1931~2015]イラストレーター漫画家東京の生まれ。洋酒イメージキャラクターアンクルトリス」をデザインし、好評を博する。挿絵絵本などのほか、船好きであることから船体のデザインも手がけている。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柳原良平」の解説

柳原良平 やなぎはら-りょうへい

1931-2015 昭和後期-平成時代のイラストレーター,漫画家。
昭和6年8月17日生まれ。寿屋(現・サントリー)宣伝部につとめ,「アンクルトリス」で昭和33年毎日産業デザイン賞。のち「朝日新聞」に「ピカロじいさん」を,「読売新聞」に「今日も一日」を連載する。39年山口瞳らと広告代理店を設立。船の愛好家で,著作に「柳原良平船の本」などがある。平成27年8月17日死去。84歳。東京出身。京都市立美大(現・京都市立芸大)卒。

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世界大百科事典(旧版)内の柳原良平の言及

【アニメーション映画】より

…(1)藪下泰司の《白蛇伝》(1958)を最初とする〈東映動画〉による長編漫画がコンスタントに(年1回,夏休み用に)製作され,上映され始めたこと。(2)60年,久里洋二,柳原良平,真鍋博が〈三人のアニメーションの会〉を設立して,積極的な実験アニメの製作に乗り出したこと。(3)63年,漫画家の手塚治虫の虫プロが,毎週,国産テレビアニメの30分番組(《鉄腕アトム》)をスタートさせたこと。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」