板台/盤台(読み)バンダイ

とっさの日本語便利帳 「板台/盤台」の解説

板台/盤台

かつて、魚屋が使っていた浅くて大きな楕円形たらい。当時は魚をこのたらいに入れ、天秤棒(てんびんぼう)で前後に吊って町から町へ売り歩いていた。今は、すし屋が出前用に使っている。地方の暮らしの中では、冠婚葬祭などで大量の飯をかき混ぜる際などに利用されている。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報