松ヶ崎新田(読み)まつがさきしんでん

日本歴史地名大系 「松ヶ崎新田」の解説

松ヶ崎新田
まつがさきしんでん

[現在地名]中之島村松ヶ崎新田

信濃川右岸の自然堤防上に立地。上流中野西なかのにし村枝郷興野こうや福原ふくはら村・末宝まつぽう村、下流中条ちゆうじよう村につづく。集落はもと現信濃川流路にあったが、同川が東流するに伴い、末宝・興野方面と現在地に分離、移転したという。元禄八年(一六九五)の万覚帳(熊倉家文書)に松ヶ崎村とあり、三二石三斗余で、新発田藩分家切梅家領であったが、同年幕府領となる。元禄郷帳に「福原村枝郷、古者松ケ島新田」とあり、高は同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android