杵屋六左衛門(2代)(読み)きねや ろくざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵屋六左衛門(2代)」の解説

杵屋六左衛門(2代) きねや-ろくざえもん

1596?-1667? 江戸時代前期の歌舞伎狂言役者。
慶長元年?生まれ。初代杵屋勘五郎の子。江戸長唄の杵屋宗家(そうけ)2代目。宗家(六左衛門家)の代数は勘五郎,喜三郎名義をふくめ,15代をかぞえる。元和(げんな)のころ父とともに上方から江戸にうつり,猿若狂言の脇(わき)師をつとめ,小歌に長じたという。寛文7年9月20日?死去。72歳?

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android