東伯[町](読み)とうはく

百科事典マイペディア 「東伯[町]」の意味・わかりやすい解説

東伯[町]【とうはく】

鳥取県中部,東伯郡の旧町。加勢蛇(かせいち)川流域と大山(だいせん)の裾野(すその)からなり,山陰本線が通じる。主集落浦安は市場町として発達。八橋(やばせ)は藩政時代前期の城下町乳牛飼育が盛んで,乳製品やみやげ用粟(あわ)おこしを生産。二十世紀ナシの栽培,農畜産物加工も活発。斉尾(さいのお)廃寺跡(特別史跡),伯耆(ほうき)の大シイ(天然記念物)がある。2004年9月東伯郡赤碕町と合併し,琴浦町となる。82.20km2。1万2323人(2003)。

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