東伯郡(読み)とうはくぐん

日本歴史地名大系 「東伯郡」の解説

東伯郡
とうはくぐん

面積:六〇二・〇二平方キロ(境界未定)
とまり村・羽合はわい町・東郷とうごう町・三朝みささ町・関金せきがね町・北条ほうじよう町・大栄だいえい町・東伯とうはく町・赤碕あかさき

明治二九年(一八九六)河村かわむら郡・久米くめ郡・八橋やばせ郡が合併して成立。県の中央部に位置し、東は気高けたか郡・八頭やず郡、南は岡山県、西は西伯さいはく郡と一部日野郡に接し、北は日本海に面する。郡の中央に倉吉市が取囲まれたかたちで位置する。南は大山山系や蒜山ひるぜん高清水たかしみず高原など中国山地の山々が連なり、東に鉢伏はちぶせ山の山塊、西に大山東麓の台地が広がる。北部は天神川によって形成された北条平野・羽合平野をはじめ、加勢蛇かせいち川など諸河川によって形成された沖積低地が広がる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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