来よ世(読み)こんよ

精選版 日本国語大辞典 「来よ世」の意味・読み・例文・類語

こ‐ん‐よ【来よ世】

連語〙 (「ん」は推量助動詞。「む」とも表記) 死後に訪れて来るはずの世。死後の世界あの世。らいせ。
万葉(8C後)三・三四八「今(こ)の世にし楽しくあらば来生(こむよ)には虫に鳥にも吾れはなりなむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android