来と来(読み)きとく

精選版 日本国語大辞典 「来と来」の意味・読み・例文・類語

き【来】 と 来(く)

① 次から次へ来る。
和泉式部集(11C中)上「春毎の花のさかりは我宿にきとくる人の長居せぬなし」
② はるばるとやっとの思いで来る。
土左(935頃)承平五年二月七日「きときては河上り路の水をあさみ舟もわが身もなづむけふかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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