有栖川有栖(読み)ありすがわありす

知恵蔵mini 「有栖川有栖」の解説

有栖川有栖

日本の推理小説家。1959年4月26日、大阪市生まれ。82年に同志社大学法学部卒業後、書店勤務時代の89年1月、推理小説『月光ゲームYの悲劇'88』(東京創元社)で文壇デビュー。事件の謎を解く論理性などを重視する「新本格派」を代表する作家の一人として活躍している。95年、咲くやこの花賞(大阪市)の文芸その他部門を受賞し、2003年『マレー鉄道の謎』(講談社)で第56回日本推理作家協会賞を、08年『女王国の城』(東京創元社)で第8回本格ミステリ大賞を受賞。00年~05年に、「本格ミステリ作家クラブ」の初代会長を務めた。

(2015-11-2)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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