暗誦・諳誦(読み)あんしょう

精選版 日本国語大辞典 「暗誦・諳誦」の意味・読み・例文・類語

あん‐しょう【暗誦・諳誦】

〘名〙 文章などをそらで覚えて口に出すこと。そらよみ。あんじゅ。
続日本紀‐天平六年(734)一一月戊寅「闇誦法華経一部、或㝡勝王経一部
古今著聞集(1254)四「文選三十巻。四声切韻暗誦のものあらば」 〔蜀志‐何祇〕

あん‐じゅ【暗誦・諳誦】

〘名〙 (「じゅ」は「誦」の呉音) =あんしょう(暗誦)色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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