智聡(1)(読み)ちそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「智聡(1)」の解説

智聡(1) ちそう

?-? 6世紀の渡来人
善那(ぜんな)の父。欽明(きんめい)天皇23年(562)大伴狭手彦(おおともの-さてひこ)にしたがって呉(中国)から来日。仏典儒書・薬書・明堂(めいどう)図(鍼灸(しんきゅう)のつぼを図示した人体像)など164巻,仏像,伎楽(ぎがく)調度などを持参し,日本に初めて医学書をつたえたとされる。知聡ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android