智者の千慮に一失(読み)ちしゃのせんりょにいっしつ

精選版 日本国語大辞典 「智者の千慮に一失」の意味・読み・例文・類語

ちしゃ【智者】 の 千慮(せんりょ)に一失(いっしつ)

(「史記‐淮陰侯伝」の「智者千慮必有一失」による) 知恵のすぐれた人でも、多くの考えの中には、一つぐらいの思いあやまりや失策がある。
源平盛衰記(14C前)一一「智者(チシャ)の千慮(せんリョ)一失(いっシツ)有りと云は、加様の事にや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android