春日の(読み)ハルヒノ

デジタル大辞泉 「春日の」の意味・読み・例文・類語

はるひ‐の【春日の】

[枕]はるひ」に同じ。
「―春日の国に」〈継体紀・歌謡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「春日の」の意味・読み・例文・類語

はるのひ‐の【春日の】

春の日中時間が長いところから、「長し」、および、これと同音を含む地名「ながら」にかかる。
古今(905‐914)恋二・六二四「逢はずして今宵あけなば春の日の長くや人をつらしと思はむ〈源宗于〉」
[補注]例歌は実景としての「春の日」の意味をも持たせている。

はるひ‐の【春日の】

書紀(720)継体七年九月・歌謡「播屡比能(ハルヒノ) 春日(かすが)の国に 麗(くは)し女(め)を 有りと聞きて」

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