星浦村(読み)ほしのうらむら

日本歴史地名大系 「星浦村」の解説

星浦村
ほしのうらむら

[現在地名]大西町星之浦ほしのうら

現大西町の西部に位置する。東はわき村、西は別府べふ村、南はやまうち村に隣接し、北は海に面する。地勢南北に延び、才神山が村の三面を囲んだ谷間の村で、中央に本川が流れて海に注ぐ。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)野間のま郡の項に「星浦 日損所、林少有、芝山有」とみえ、村高は三五二石七斗五升八合である。「野間郡手鑑」によると、享保末年から元文(一七三六―四一)頃の家数は七二軒、うち本門六八軒、無給家四軒、人数三五三人、牛馬は八〇疋を数える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android