昌禅寺(読み)しようぜんじ

日本歴史地名大系 「昌禅寺」の解説

昌禅寺
しようぜんじ

[現在地名]長野市上松 湯谷

曹洞宗で山号は瑞雲山。本尊釈迦牟尼仏和合林わごうばやしにあるので和合の昌禅寺ともいう。創建の年次は明らかでない。はじめ真言宗で、順徳山明徳院修善寺と号し、横山よこやま城の艮(東北)にあったが、兵火のため焼失。明応二年(一四九三)箱清水はこしみず五輪平ごりんだいらに再興し、上野国甘楽かんら郡の最興さいこう寺の徒僧天倫が住し、曹洞宗に改め、瑞雲山昌禅寺と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android