早鍋(読み)ハヤナベ

デジタル大辞泉 「早鍋」の意味・読み・例文・類語

はや‐なべ【早鍋】

物を早く煮るための、薄手の鍋。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「早鍋」の意味・読み・例文・類語

はや‐なべ【早鍋】

〘名〙
① 物が早く煮えるように作られた薄い鍋。
※俳諧・両吟一日千句(1679)第一〇「鼠火夕間暮こそしゅうしゅうしゅう〈西鶴〉 かしこははや鍋爰は子共等〈友雪〉」
路傍で客をひく下等の売笑婦。よたか
随筆・麓の色(1768)五「夜発。〈略〉丹後にては早鍋」

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