日根野鏡水(読み)ひねの きょうすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日根野鏡水」の解説

日根野鏡水 ひねの-きょうすい

1786-1854 江戸時代後期の漢詩人。
天明6年生まれ。土佐高知藩士。藩校教授館の学頭。脇田東川(とうせん)にまなび,江戸で佐藤一斎らとまじわる。大窪詩仏詩才をみとめられ,のち土佐に嗽玉吟社(そうぎょくぎんしゃ)をひらいた。安政元年死去。69歳。名は弘享(ひろよし)。字(あざな)は大卿。通称は修平。別号に夕佳園。著作に「四書国字解」「嗽玉吟社絶句」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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