デジタル大辞泉
「日本語ドメイン名」の意味・読み・例文・類語
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日本語ドメイン名
インターネットのドメイン名に、漢字やひらがな、カタカナなど、日本語を使っているもの。英語圏以外の国の人がインターネットのアドレスを使いやすくするために、漢字やアラビア文字、キリル文字など多言語のドメイン名を使用できるようにした仕組みを国際化ドメイン(IDN:Internationalized Domain Name)という。たとえば、WebサイトのURLに日本語ドメイン名を使う場合、「http://www.<日本語ドメイン名>.jp」のようになる。国際化ドメインに対応しているWebブラウザーを使うと、日本語でのURLの表示や入力が可能で、ほとんどのWebブラウザーの最新版が対応している。日本語ドメイン名は日本人にとって覚えやすいだけでなく、URLのタイプミスを狙ったネット詐欺被害を防げる、といったメリットがある。ただし、現時点ではメールアドレスには使えないのが欠点。日本語ドメイン名が使えるトップレベルドメインは、「.jp」「.com」「.net」「.cc」「.tv」「.biz」などがあるほか、2010年後半にはアジア太平洋地域向けのドメイン「.asia」も対応する予定。
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