日本信販[株](読み)にっぽんしんぱん

百科事典マイペディア 「日本信販[株]」の意味・わかりやすい解説

日本信販[株]【にっぽんしんぱん】

通称NICOS。信販会社の老舗で最大手。1951年日本信用販売を設立し,クーポン券による割賦購入あっせん事業を開始。1956年マンション分譲販売,1958年自動車ローン,1963年ショッピングクレジットに進出。1966年クレジットカード制度を開始し現社名改称。その後はリースファクタリング・旅行・企業金融などに多角化。銀行・大学・自治体など異業種との提携を積極的に展開している。旧三和銀行およびその系列金融機関と親密。2004年3月UFJ銀行から2000億円の増資を受け,2005年10月UFJカードと統合し社名をUFJニコスと変更,UFJ銀行の連結子会社となる。2007年ディーシーカードと合併し三菱UFJニコスとなる。Jリーグサポーター・クラブや石油元売会社など幅広い業種と提携カードを推進。IT決裁分野に力を注ぐ。本社東京。2011年資本金1093億円,2011年3月営業収益3006億円。
→関連項目JCB[株]

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