デジタル大辞泉
「既済」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
き‐さい【既済】
〘名〙
① 事がすでにすんでしまったこと。また、すでに返済してしまったこと。きせい。
② 易六十四卦の
一つ。
上卦は坎(水)、下卦は離(火)。水火相交って用をなす象で、すべてがうまくできあがっている
様子を表わす。〔易経‐既済卦〕
き‐せい【既済】
※
随筆・孔雀楼筆記(1768)四「中等扇三柄
(へい)、某先生携帰
(たづさへかへる)、估直
(あたひ)既済
(キセイ)とか、或は未済
(びせい)とか書す」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報