方域(読み)ほういき

精選版 日本国語大辞典 「方域」の意味・読み・例文・類語

ほう‐いき ハウヰキ【方域】

〘名〙 区切りした範囲区域地方。また、一国の内。
正法眼蔵(1231‐53)身心学道「法輪の転処は、亙界なり、亙時なり、方域なきにあらず、真実人体なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「方域」の読み・字形・画数・意味

【方域】ほういき(はうゐき)

方面。区域。宋・王安石〔字説を進むる表〕義を以て自(おのづか)ら然り。故に先の宅(を)る、方域を殊(こと)にし、言乖離(くわいり)、點畫同じからずと雖も、譯して之れをずれば、其の義一なり。

字通「方」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報