斎鍬(読み)ユクワ

デジタル大辞泉 「斎鍬」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐くわ〔‐くは〕【×鍬】

神事に用いる清浄なくわ。いむくわ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「斎鍬」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐くわ ‥くは【斎鍬】

〘名〙 けがれを避けてきよめた鍬。神社造営などの神事に用いる斎鍬(いむくわ)
皇太神宮儀式帳(804)「木本を山向物忌に忌𨨞を以て切始めしめて〈略〉湯鍬に造持て」

いむ‐くわ ‥くは【斎鍬】

〘名〙 けがれを避けて清めた鍬(くわ)。神社造営などで地を掘るのに用いる。〔伊呂波字類抄鎌倉)〕

いみ‐くわ ‥くは【斎鍬】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android