斎藤長秋(読み)さいとう ちょうしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤長秋」の解説

斎藤長秋 さいとう-ちょうしゅう

1737-1799 江戸時代中期-後期の国学者。
元文2年生まれ。江戸神田雉子(きじ)町の名主寛政のころ江戸府内,近郊の実地調査をして「江戸名所図会」の原稿を執筆したが,刊行できず,孫の斎藤月岑(げっしん)の代に出版された。寛政11年10月4日死去。63歳。名は貞竜,幸雄。通称は市左衛門。別号に松濤軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の斎藤長秋の言及

【江戸名所図会】より

…江戸地誌。著者は斎藤長秋・莞斎・月岑(げつしん)の父子三代。挿絵は長谷川雪旦。…

※「斎藤長秋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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