デジタル大辞泉
「文案」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぶん‐あん【文案】
〘名〙
① 文と案。実際に用いられて
効力を発揮する
文書と、そのしたがきやひかえ。
※続日本紀‐和銅七年(714)四月壬午「諸国租倉、大小並所レ積数、比二挍文案一、無レ所二錯失一、〈略〉一定之後、勿レ虚二文案一」
② (━する) かきもののしたがきをすること。文書の草案。また、文章の構想、
腹案。
※仮名草子・身の鏡(1659)中「文案
(ブンアン)して
誓紙をせよといふ主人も」 〔陸機‐答張士然詩〕
③ つくえ。几案。
※今昔(1120頃か)一三「文案に向ひ札を勘へて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「文案」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報