精選版 日本国語大辞典 「掛渡・架渡」の意味・読み・例文・類語
かけ‐わた・す【掛渡・架渡】
〘他サ五(四)〙
① ずっと続けていくつもつり下げる。一面に掛けつらねる。かけめぐらかす。
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「青色の簾に綺の端さして、かけわたしたり」
② こちらからあちらへ渡しかける。架設する。
※為家千首(1223)雑「かけわたす竹のわれひにもる水のたえだえにだにとふ人ぞなき」
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