排泄器官(読み)はいせつきかん

精選版 日本国語大辞典 「排泄器官」の意味・読み・例文・類語

はいせつ‐きかん ‥キクヮン【排泄器官】

※モダン化粧室(1931)〈ハリー牛山〉「然も蛋白質過剰は〈略〉排泄器官にとって重荷となります」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「排泄器官」の意味・わかりやすい解説

排泄器官
はいせつきかん

タンパク質代謝副産物である窒素化合物や余分な水分塩分などの物質を排泄する営みをもつ器官で、多細胞動物大部分がもっている。一般に、動物学では排出器官医学では排泄器官とよぶ。脊椎(せきつい)動物の排泄器官は腎臓(じんぞう)であり、腎臓に付随する輸尿管膀胱(ぼうこう)は尿の輸送部の役割をもっている。

[嶋井和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android