持倦(読み)もてあぐむ

精選版 日本国語大辞典 「持倦」の意味・読み・例文・類語

もて‐あぐ・む【持倦】

〘自マ四〙 =もちあぐむ(持倦)
浄瑠璃烏帽子折(1690頃)四「監物ほうどもてあぐみ、さあちゃくちゃくと話さば話せと、不承顔にて聞き居たる」

もち‐あぐ・む【持倦】

〘自マ四〙 取り扱いに困る。てこずる。もてあぐむ。
※俳諧・枯尾花(1694)下「たのまぬ神はほめも詈(しか)りも〈尺艸〉 長旅に持あぐみたるつるべ鮓〈暮四〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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