精選版 日本国語大辞典 「折変」の意味・読み・例文・類語
おり‐がわり をりがはり【折変】
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… 税法もまた唐代の両税法を継承し,田土を基準にして夏には銭,秋にはアワ,米を納入させたが,実際には銭の代りに絹,綿,麦などを徴収した。こうした正規の両税に加えて,農民を苦しめたのは,租税を他の州県まで運ばせ,その運賃を徴収する支移,規定の銭物の代りに他の物を納めさせる折変であった。そのうえ江南地域では,五代の遺制である身丁銭米,沿納とか雑変とかよばれる付加税があった。…
※「折変」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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