才幹・材幹(読み)さいかん

精選版 日本国語大辞典 「才幹・材幹」の意味・読み・例文・類語

さい‐かん【才幹・材幹】

〘名〙 (形動) (「幹」ははたらきのすぐれている意) 物事をうまく処理していく才能のあること。また、そのさま。幹才
懐風藻(751)大友皇子伝「皇子博学多通、有文武才幹
十訓抄(1252)一〇「人はたとひ和歌管絃すぐれたり共、才幹の愚かに風月のかけぬれば猶しあなづらはしくかろがろしく覚ゆ」 〔史記‐淮南王安伝〕

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