手書・手描(読み)てがき

精選版 日本国語大辞典 「手書・手描」の意味・読み・例文・類語

て‐がき【手書・手描】

〘名〙
タイプライターワープロなどによらず、手で文字を書くこと。また、印刷されたものに対して、直接筆記されたものをさしていう。
※傷ついた葦(1970)〈曾野綾子〉一「手描きの英語プログラムを持って来る」
染物で、防染剤や型紙を使わず、布地に直接筆で模様を描くこと。また、そのもの。
※夢の浮橋(1970)〈倉橋由美子花野「見合には雁来紅を手書きで染めあげた附下げを着ていくことにした」

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