手巻(読み)テマキ

デジタル大辞泉 「手巻」の意味・読み・例文・類語

て‐まき【手巻(き)】

機械道具を使わずに、手で巻くこと。また、そのもの。「手巻き時計
自分で手で巻いて作ること。また、そのもの。「手巻きずし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手巻」の意味・読み・例文・類語

て‐まき【手巻】

〘名〙
① 機械を使わないで、手で巻くこと。また、そのもの。
※海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉八「その手巻ウインチは極めて小さく出来てゐたために」
② のり巻きなどで、巻き簀(す)などの道具を使わずに手だけでつくること。また、そのもの。自分で巻いてつくることにもいう。「手巻き鮨(ずし)
※江分利満氏の華麗な生活(1963)〈山口瞳〉洒落梯子「にいさん、鉄火巻いてよ、手巻きでね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android